ネイチャートレイル
マレーシア森林研究所(Forest Research Institute Malaysia:FRIM)のメインキャンパスにあるネイチャートレイルを歩くトレッキングは、観光客の人気アクティビティのひとつとなっています。
1920年代に造られたこのトレッキングコースは、全長わずか1キロメートルほどのなだらかな起伏のあるコースで、初心者でも歩きやすく、人工の熱帯雨林の中を縫うように進みます。この体験では、経験豊富なネイチャーガイドが同行し、ゆっくりと2時間かけてマレーシアの豊かな自然と生態系についてご紹介します。途中、さまざまな熱帯の樹木や植物、多様性に富んだ生き物たちを観察しながら、自然教育センターにも立ち寄り、森林保護の重要性について学びます。
このトレイルの見どころは、「クラウンシャイネス(シャイな樹冠)」と呼ばれる現象で、カプール(Dryobalanops aromatica)の樹木園で見ることができます。カプールは、隣り合う木と枝が触れ合わないよう“譲り合い”ながら成長し、樹冠と樹冠の間に一定の隙間を生み出します。その隙間が天空に複雑な模様を描き出すこの現象に、人々は心を奪われます。このトレイルではまた、商業的に重要な樹種(特にフタバガキ科の樹木)のほか、マレーシアの国樹に指定され、国民に広く愛さるメルバウの木(Intsia palembanica)を身近に見ることもできます。
プラン詳細
- 4時間まで
- 8:00~12:00(正午)
- 料金:1名様 500マレーシアリンギット
- 3日前までの事前のご予約が必要です。